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機械科教員研修会

令和2年度「ものづくり人材育成プログラム」技術研修会

 令和3年3月3日(水)、本校機械科工場において、教員対象の研修会を行いました。
 この研修は「特定分野を集中的に学ぶプログラム」によるもので、今回は「旋盤加工技術」について研修しました。
 講師には、都立職業能力開発センター職業訓練指導員の長谷川光先生をお招きし、本校教職員4名と、特別受講で本校生徒3名の計7名で研修を受けました。

 午前中は、旋盤作業の基本である段取りや工具の準備など、様々な観点から説明を受けました。その後「M20」のネジを切るための下加工を行いました。
ネジ切りの加工では、板書と実演で詳しい説明を受けた後、各自実習に取り組みました。
 授業で生徒に教える場合より要求レベルが高く、加工したネジにナットがスムーズに通ることはもちろんのこと、がたつきの度合いや、仕上げ面の状態、バリの有無まで”製品レベル”の加工法を伝授していただきました。
 長谷川先生の実演で加工されたネジは、がたつきが皆無でスムーズに回転する素晴らしいものでしたが、受講者の加工ではなかなかそのレベルに達することは出来ませんでした。
 午後は、ローレット加工について研修しました。ローレット加工は転造の一種で、棒状の材料に滑り止めの加工を施す作業です。今回は左右斜めの溝が交差する模様の「あやめローレット加工」を行いました。あやめ模様をきれいに加工するのはとても難しく、線が二重になってしまったり、左右の線が均一にならなかったりします。長谷川先生の手本では1回できれいなローレット加工が完成していました。
 受講者は、うまくいかなかったときの対処法などを教えていただきながら、何回も練習を重ねていました。

 最後にまとめとして長谷川先生より、「作業は安全を第一に考え、段取りをしっかりやっておくこと」「加工は仕上げ状態をしっかり確認すること」が大切であり、「NC制御機械がほとんどだが、汎用機械での基礎を学ぶことが向上の秘訣であること」など、生産現場ならではの心構えを教えていただきました。
     
 
 板書による説明    ネジ切り作業実演
     
 
 ネジの完成見本    実演による説明
     
 
 実技研修風景    ローレット加工実演
     

 
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