第37回 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2017全国大会
自動車部は、2017年9月30日(土)、10月1日(日)に栃木県芳賀郡茂木町にあるサーキット「ツインリンクもてぎ」で開催された『本田宗一郎杯 Honda エコ マイレッジ チャレンジ 2017 第37回全国大会』に出場しました。
本校自動車部では、2008年より毎年連続出場しており、今年で10年目を迎えました。
田無工業高校自動車部からは3台が出走。
今年は本校自動車部のOB6人が、練習走行から決勝まで、サポートをしてくれました。
1台はチェーン切れのためリタイヤとなってしまいましたが、結果は、都立工業高校第4位、第9位の好成績を収めることが出来ました。
自動車部顧問の伊藤先生から、大会の詳細についてレポートをいただきましたので掲載します。
今年の全国大会は、9月30日(土)~10月1日(日)に行われ、全国から高校クラス138台(うち都立高10校25台)が集結した。
今年の田無工チームは、1年生の新入部員がドライバーを希望したため、部員数は少ないが、昨年の経験から2台体制での参戦を決めた。
今年は、マシンの改良は最小限にとどめ、新人ドライバーの育成とピット作業、走行練習を中心とした内容で、4月から訓練を積み重ねた。
雨天での走行練習や、夏休み中の炎天下での厳しい条件での練習を繰り返し、チーム員は心身ともに鍛えられた。
また、新人ドライバーも2年生ドライバーに引けを取らないレベルまで上達し、全国大会を迎えることになった。
大会1日目は、本番さながらの練習走行となる。
2年生ドライバーのAチーム、1年生ドライバーのBチームともに順調に周回を重ねていたが、学校での練習とは環境や走行スピードが大幅に異なるため、チーム員の戸惑いは隠しきれなかった。
結果、Aチームは周回数のミス、Bチームは規定時間までにゴール出来ず、2台とも失格となってしまった。
走行後のミーティングでは、本日の問題点を一つ一つ洗い出し、チーム員全員で確認し、翌日の決勝レースに臨むこととなった。
決勝レースは前日に引き続き、好天に恵まれた。
1年生ドライバーの表情は、不安と緊張が隠せない。2年生ドライバーは、「絶対完走するぞ」という強い意気込みを見せた。
Bチームは順調に周回を重ねたが、Aチームはスタート早々にマシントラブル発生。
2年生ドライバーは、その場で手早くマシンを修理し再び走行を開始した。
修理に要した時間を取り戻すべく、徐々に規定平均時速の25km/hに近づけていくそのさまは、さすがベテランドライバーという貫録と安心感を、見守るチーム員に与えた。
予定の速度よりスピードを上げて走行したため、思うような燃費は出なかったが、規定時間以内に見事ゴールし、完走することが出来た。
Bチームも規定の7周を走破し、完走した。
今年は自動車部OBの応援もあり、とても盛り上がった全国大会となった。
大会終了後は、安堵の顔と達成感に満ちた生徒の姿がそこにあった。
【決勝レース結果】
Aチーム 完走368.469km/L 64位(都立高25台中 9位)
Bチーム 完走523.255km/L 43位(都立高25台中 4位 [10校中 2位])

部活動での練習中ならびに大会当日のご声援、ありがとうございました。
10月28日(土)、10月29日(日)に行われる田無工祭では、出場した車両の展示を行い、部員が説明をします。どうぞお越しください。
自動車部エコランチーム大会近づく
自動車部エコランチームは、「Hondaエコマイレッジチャレンジ2017」
本田宗一郎杯第37回全国大会出場に向けて、走行練習を重ねています。
開 催 日 2017年9月30日(土):練習走行
2017年10月1日(日):決勝
会 場 ツインリンクもてぎ(栃木県)スーパースピードウェイ
主 催 本田技研工業株式会社
競技内容 オーバルコースを規定時間内に7周し、最も燃料消費量が少ない(低燃費)のチームから順位が決定します。
エコ マイレッジ チャレンジ 2017に向けて調整中
自動車部は、2008年より『本田宗一郎杯 Honda エコマイレッジ チャレンジ 全国大会』に
9年連続出場しており、今年度も出場に向けて、猛暑の中、連日調整に励んでいます。
1リットルのガソリンで、どれだけ長い距離を走れるかを競うこの競技。マシンの性能に加えて、
ドライバーの技量が記録に大きな影響を与えます。
悲願の都立校1位を目指し、部員の総力を結集して、猛特訓中です。